狂人日記

いろんな事に興味あります(´・ω・`)①格闘技(MMA、K-1等)②歴史全般③ゲーム、アイマス④動物⑤その他諸々...

食物を知ると歴史がより面白い。歴史に絡めたオススメ食物本を紹介

 

f:id:assassinp:20180902193226j:plain

  身近なものであるかないかに関係なく、多くの人が興味を持つのが食物の話題だろう。ここでは歴史に絡めた食物の本で、誰でも読みやすいと思ったものを簡単に紹介します。

 

 

 

 

 

1.文春新書『食の世界地図』

f:id:assassinp:20180902194147j:plain

 その名の通り古今東西の食について紹介した本。概説的ではあるが食の歴史について知りたいと思ったら初めにこの本を読むのがいいと思われる。巻末の「世界の料理小事典」にはお馴染みの中華やフレンチだけでなく東欧やオセアニアといった細かいカテゴリーに分けて紹介されており、地域ごとにどういった食が好まれているかを知るにも最適。

 

2.中公新書『物語 食の文化』

f:id:assassinp:20180902195036j:plain

 前述の本が世界史中心だったのに対してこの本は日本料理も大きく取り上げつつ、野菜や肉・魚といった食材や食文化についてもより詳しく解説されているため、食の歴史をより深く知りたい方にオススメ。

 

3.河出書房新社『世界食べものマップ』

f:id:assassinp:20180902195841j:plain

 「子ども向け絵本かな?」と侮るなかれ、世界6大陸、39か国の食文化がカラフルで可愛らしいイラストとともに紹介されており、大人でも十二分に楽しめる。絵が丁寧で綺麗なので図鑑的な楽しみ方もできる。

 

4.素朴社『地図絵本 世界の食べもの』

f:id:assassinp:20180902200825j:plain

 『世界食べものマップ』と似たような構成ではあるがこちらは192か国の主食や主要作物等についても紹介されており、地理の勉強としても最適。

 

5.原書房『図説 世界史を変えた50の食物』

f:id:assassinp:20180902201438j:plain

 世界史を語る上で重要な50の食物をエピソードとともに紹介した本。著者が欧米人のため「アンザック・ビスケット」等日本に馴染みのないようなものも紹介されているが、読み進めていくとやはり歴史の転換期に存在した食物なのかということが分かる。

 

6.角川ソフィア文庫『知っておきたい○○』シリーズ

f:id:assassinp:20180902201857j:plain

 世界史(「食」「味」「酒」)と日本史(「食」)の4冊が同じ著者より出ている。こちらも概説的な本ではあるが調味料や酒といったテーマについても歴史の流れとともに詳しく取り上げられており、文庫という事を考えても手軽に読める本。

 

 今回は比較的読みやすく取っつきやすい本をチョイスしてみましたが、食の歴史に関する面白い本はまだたくさんあるため、また機会があれば紹介してみたいと思います。

(´・ω・`)ノシ